お宮参りでカジュアルな服装は良い？フォーマルな印象にするポイントは？

お宮参りでは、赤ちゃんが祝い着、パパやママはスーツや着物などを着ることが一般的です。洋装の場合、ママはセレモニースーツやワンピース、パパはブラックスーツやフォーマルスーツなどを着用します。和装の場合、ママは訪問着や色留袖、パパは羽織袴などを着ることが基本です。ただ、お宮参りの服装にはっきりとした決まりはありません。着物や礼服などではなく、カジュアルな私服で参加してもOKとされます。

ただし、神聖な行事であるお宮参りに、だらしない格好は不向きです。カジュアルすぎたり、だらしなく見えたりする服装は避けましょう。たとえば、着古してヨレヨレになってしまった普段着や、オフショルダーのように肌を見せすぎている服などはマナー違反ととらえられることがあります。Tシャツや短パンなどのラフな格好や、デニム素材の服なども避けたほうが無難です。細かいルールが決まっているわけではありませんが、神社やお寺に対して失礼のない服装を選びましょう。

●オーソドックスなデザインのものを選ぶ

お宮参りをするときは、上品で清潔感のある服装を心がけることが大切です。シンプルでオーソドックスなデザインのものを選ぶことで、品のある印象に仕上げやすくなりますよ。

また、参加者の服装の統一感にも気を配りましょう。たとえば、ひとりだけカジュアルな服でほかの家族はスーツ、とするよりは、全員同じテイストの服でそろえたほうがバランスよく見えます。基本的には赤ちゃんが着るものに合わせてコーデを考えると良いでしょう。祖母・祖父が参加する場合も、事前に衣装のことを話し合って雰囲気を合わせることが大切です。

●赤ちゃんを引き立てる服装を選ぶ

お宮参りの主役は赤ちゃんです。ほかの家族が派手な色柄の服を着ていると、赤ちゃんが目立たなくなってしまうことも。主役を引き立てるため、パパやママは落ち着いた服装を心がけると良いでしょう。たとえば、赤ちゃんは赤や青といった鮮やかな色合いの服装を選び、パパやママは白や紺、ベージュといった色を選ぶことで主役を目立たせやすくなります。また、アクセサリーの着けすぎにも注意が必要です。大ぶりのアクセサリーをたくさん着けるのは避けましょう。

●動きやすい服装を選ぶ

お宮参りでは、赤ちゃんを抱っこしたまま移動することになります。頻繁に立ったり座ったりすることもあるので、体の動きを妨げにくい服を選ぶと良いでしょう。また、儀式の途中などで赤ちゃんに授乳する可能性がある場合、ママの服は胸元を開閉しやすいものを選ぶと安心です。

●記念撮影を意識した服装選びを行う

お宮参りで記念撮影をした後は、家族や知人・友人に写真を見せる機会があるでしょう。赤ちゃんが成長してから見返して、家族で思い出に浸ることも。お宮参りの服装は、写真に残ることを考えて選ぶのも大切です。カジュアルな服を着る場合も、フォーマルで特別感のある雰囲気を演出しやすいコーデを選びましょう。

また、神社やお寺には動きやすいカジュアルな服で行き、写真館で衣装をレンタルして記念撮影する、という方法もありますよ。らかんスタジオでは、赤ちゃんの祝い着やベビードレスはもちろん、ご家族用の衣装もレンタル可能です。また、和服の着付けや、ヘアセットなどが付いたプランも選べます。華やかな記念写真を撮りたいときは、ぜひ衣装レンタルのある写真スタジオを活用してみてはいかがでしょうか？

お宮参りの写真撮影
URL：https://laquan.com/omiya/index.html

●赤ちゃんの服装

お宮参りにおける赤ちゃんの正装とされているのが、白羽二重や祝い着などの着物です。ただ、最近ではベビードレスやロンパースなどの上から祝い着を着せることも珍しくありません。和服風にデザインされたおしゃれなロンパースもありますよ。

また、洋装の場合はロンパースなどの上からベストやカーディガン、ケープなどを着せるコーデもおすすめです。刺繍やフリル、レースなどのあしらわれたアイテムなら、華やかな印象に見せられますよ。

●ママの服装

お宮参りのママの服は、産後の体になるべく負担をかけないよう、体の締め付けが少ない服を選ぶことがおすすめです。ゆったりとしたきれいめなワンピースなら、フォーマル感を出しながら楽に着られるでしょう。赤ちゃんを抱っこしながら歩くことが多いので、ヒールの高いパンプスなどは避けましょう。

ブラウスにスカート・パンツを合わせたスタイルや、セットアップコーデなどもきちんと感を演出できます。スカートの丈は膝が出ないものを選びましょう。ニット素材のアイテムを着用したいときは、毛足の長すぎないハイゲージニットを選ぶと上品に見せやすくなりますよ。

さらに上からジャケット・カーディガンを羽織ることで、よりフォーマルな印象を演出しやすくなります。温度調節のためにも羽織れるものが一枚あると便利です。肌の露出を控えるため、暑い時期でもミニスカートやノースリーブなどは避けたほうが良いでしょう。

●パパの服装

お宮参りのパパの服装は、襟付きのシャツにパンツやスラックスを合わせることでフォーマルな印象に近づけることができます。ジャケットを羽織ることで、さらにクラスアップした雰囲気に。シックな色でまとめることでスーツを着用したときの印象に近づけることもできますよ。靴はスニーカーなどでも問題ありませんが、サンダルのように素足が出てしまうものは避けましょう。