意外と見落としがちな証明写真のNGポイント

証明写真のNGポイント

証明写真の撮影で何気なくやっていることが、実はNGポイントになってしまうことがあるのはご存じでしょうか。今回は、そんな撮影時に気を付けたいNGポイントをご紹介いたします。

基本のポイント

証明写真のNGポイント

企業にとって履歴書の証明写真は、あなたの第一印象となるだけでなく、社会人としての常識が備わっているかが問われる大切な写真です

まず、マナーとして基本的な3つのポイントをおさえておきましょう。

1つ目のポイントは、証明写真の期間です。履歴書に貼る写真は、パスポートや運転免許証、マイナンバーカードなどの公的申請用写真のように「6カ月以内に撮影したもの」という規格が決められていません。撮影から3~6カ月以内のものを使うのが一般的です。

手元に写真がないから、あるいは数年前と印象が変わっていないからという理由で、6カ月以上たった写真を使用するのはNGです。また、撮影してから髪型を変えた、著しく体型が変わった場合なども撮り直しましょう。

2つ目は写真のサイズ。履歴書に貼る証明写真の規定サイズは縦4㎝×横3㎝です。写真館で撮影する場合は、履歴書用であることを伝えておくといいですね。スピード写真でもサイズ設定ができるので、規定サイズに合わせましょう。

貼り方にも気を付け、写真枠からはみ出したり、位置がずれて写真枠が見えるようなことのないようにしましょう。

3つ目のポイントは、背景色です。一般的には、ブルーや白、ライトグレーなどがよく用いられます。

ブルーは清潔感があり、日本人の肌色にもよく映え顔がはっきり見える効果が期待できます。白はフレッシュな印象で、ダーク系のスーツとの相性も抜群。ただ、明るくなりすぎることもあるので注意が必要です。ライトグレーは落ち着いた印象で、ブルーと同じように、肌の色が良く見えると言われています。

また、就活用の証明写真では均一なトーンの背景色だけでなく、グラデーションカラーも人気です。

服装について

証明写真用の服装は、男女を問わず黒か紺のスーツが一般的です。グレーやブルーといった明るい色は人物を引き立てるのに不向きな色で、一部の職種を除いては避けた方が無難でしょう。

スーツの柄に関しては、無地が適切です。ストライプやチェック柄はスーツに施された装飾と考えられるため、オシャレですが真面目さがアピールできず、人物よりも服装が目立ってしまうこともあります。

スーツに合わせるシャツは、ボタンダウンや柄物はカジュアルな印象になるのでNG。また、白い無地のシャツでも織り柄が入っているものは柄に見えることもあるので、避けたほうがいいでしょう。

このほか、ジャストフィットのスーツを選ぶことや、しわや汚れがないかなど、着こなしや身だしなみにも気を付けることが大切です。

メイクについて

証明写真のNGポイント

証明写真におけるメイクのポイントは、健康的で清潔感があること。血色を良くして元気で明るいナチュラルメイクを心がけましょう。

メイクのNGポイントには下記のようなものが挙げられます。

・ファンデーションの厚塗り
・チークやリップの色が派手、あるいは濃い
・パールやラメの光沢が目立つアイシャドウ
・細すぎる眉毛、太すぎる眉毛
・つけまつげ
・太すぎる・長すぎる・濃すぎるアイライン

男性もお肌にトラブルがある場合や血色が悪いときは、薄くファンデーションでカバーすることをおすすめします。

表情・姿勢

証明写真のNGポイント

表情のポイントは、口角と目元。真面目さを意識しすぎて口角が下がってしまうと、怒っている、あるいは無気力な印象に見られがちです。笑うのではなく少しほほ笑むぐらいに口角を上げると、キリっとした好印象になります。

また、目元はやる気を感じさせるパーツです。目元がはっきりしないと、ぼんやりした印象や無表情になってしまいがち。上目遣いもNGなので、しっかり前を向いて、目をいつもより心持ち大きく開けるようにしましょう。

撮影時の姿勢は、胸を張って背筋を伸ばします。このとき胸を張りすぎると肩に力が入りぎこちない印象になるので気を付けてください。緊張しすぎたり姿勢を意識しすぎる場合は、一度深呼吸してリラックスしてから撮影するといいですね。

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