1/2成人式って?

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『1/2成人式』は、最近多くの小学校で学校行事のひとつとして行われるイベントです。今回は、思い出に残る『1/2成人式』の祝い方や記念撮影時のおすすめ衣装とポーズについてお話しいたします。

1/2成人式とは?

1/2成人式とは、成人式を迎える20歳のちょうど半分、10歳を祝う行事で、『十歳(ととせ)の祝い』や『十歳式』、『ハーフ成人式』などとも呼ばれています。もともとは、30年以上前に兵庫県の小学校で行われたのがはじまりと言われています。近年になって小学校などを中心に広がっていますが、保護者の中にはまだ馴染みが薄い方も少なくないでしょう。
日本記念日協会では、毎年3月7日を十歳の祝いの日と定めていますが、4年生の学年行事になっている学校が多く、主に3学期、1〜2月頃に開催されることが多いようです。学校では保護者を招待し、祝辞や児童たちによる合唱、保護者への感謝の手紙をよみあげたり、タイムカプセルの作成や1/2成人式証書の授与など、さまざまなプログラムが組まれ、学校行事として全国的に定着しつつあります。

家族みんなでお祝いしよう

ご家庭で1/2成人式を祝う場合は、とくに時期に決まりはなく、お誕生やお正月、年度末に家族みんなで祝うところが多いようです。
1/2成人式は、これまでの10年間を振り返り、親子、家族全員で思い出や将来の夢などについて話し合える良い機会です。食事会やプレゼント、子どもから親へ、あるいは親から子どもへ手紙を書くなど、感謝と健やかな成長を願ってお祝いしましょう。
また、10年間の写真やビデオでミニ動画を作るのもおすすめ。もし、お子さまが加工や動画編集アプリに詳しいのなら、どんどんいろんなことを教えてもらって一緒に動画を作りましょう。得意なことを誰かに教えるということは、お子さまの自信にもつながり、忘れられない1/2成人式の思い出になることでしょう。

10歳のお祝いの記念を写真で残そう

1/2成人式のお祝いで人気があるのがプロのカメラマンによる記念撮影です。写真スタジオの中には、1/2成人式の撮影メニューを設けているところも多く、ソロ写真のほか、この機会に家族写真を残すご家庭も増えています。
衣装は着物や袴、ドレスやタキシードなど、七五三以来の晴れ着に挑戦するのはもちろん、ユニフォームや習い事にちなんだ「今」の姿を残す衣装を選ぶなど、カジュアルテイストで雑誌のモデルさんのようにおしゃれな写真に仕上げるのもステキです。
10歳ともなれば自我が芽生えはじめプチ反抗期ともいわれる時期にさしかかります。1/2成人式の記念写真もお子さまの意見を尊重し、衣装や髪形、あるいはどのような雰囲気の写真にしたいかなど、ある程度お子さまに責任を持たせて決めるようにしましょう。

どんな衣装を着るの?

1/2成人式の記念撮影の服装にはこれといったルールはないので、自由に決めることができます。フォーマルからカジュアル、和装から洋装まで、お子様やご家庭のお好みで衣装を選んでみましょう。
普段はなかなか着る機会がない衣装で10歳の節目の記念を残すのもおすすめです。
七五三のときにはまだ幼さが強かったお子さまも、10歳になると少し大人っぽさも出てきます。女の子は着物やドレス、男の子は羽織袴やタキシードでの撮影なら、七五三の時からの成長も感じられますね。
ライフイベントとして着物を着る機会は、次は成人式になるかもしれません。大切な節目に和装で写真をのこしておくことはとても貴重な思い出になるでしょう。

おすすめのポーズ

●和の雰囲気で
日常生活で、着物や袴を着る機会はそう多くはないでしょう。だからこそ、和傘や扇子などのアイテムを持って、より和の雰囲気を出してみましょう。華やかで凛とした印象になり、ハレの日にぴったりです。
●大人っぽく
1/2成人式、十三祝いの頃のお子様は、成長期の途中。手足も伸び、顔つきも少しずつ大人びてきています。あえて視線をはずしてみる、体を傾けてみる、など肩の力を抜いた表情やポーズをとることで、大人っぽい雰囲気になります。お子様の少し背伸びした様子に成長を感じられるでしょう。
⚫︎家族で一緒に
兄弟姉妹で七五三などのイベントが重なる年なら、みんなで撮影すると家族にとってのお祝い事が一緒に行なえ、家族みんなで幸せいっぱいの写真を残すことができます。お互いに手を取りあったり、肩に手をのせたりと密着するポーズは、さらに仲良し感が伝わります。

さまざまなシーンの節目を大切にして、お子様の成長過程を見守ることができるのは、子育ての楽しみの一つですね。

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