七五三の千歳飴の意味・由来は?購入方法や食べ方をご紹介

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七五三のお祝いに欠かせないアイテムである千歳飴。11月15日の七五三のお祝いの日付近には、神社などで千歳飴の袋を持っているお子さまを見かけますよね。「七五三と言えば千歳飴」 と思い浮かぶ方は多くても、なぜ七五三のお祝いに千歳飴を食べるのか、意味や由来について知っているという方は多く無いのでは無いでしょうか。
この記事では、七五三の千歳飴の意味や由来、さらにどこで購入できるのかや食べ方について紹介いたします。

七五三の千歳飴って何?意味や由来について

七五三の千歳飴はいつ頃からあり、どんな意味が込められているのでしょうか。意味や由来を知ることで、七五三のお祝いがもっと素敵な行事になるはずです!記事を読んで、ぜひお子さまにもお話してみてくださいね。

●七五三の千歳飴の2つの由来

千歳飴の由来は諸説ありますが、代表的な2つをご紹介します。

・浅草発祥の「千年飴」(せんねんあめ)
江戸時代に浅草の飴売りが「千年飴」という飴を売ったのが始まりと言われています。棒のように細長い千年飴は、「食べると長生きできる」と、長寿の飴として売られていました。
・大阪発祥の「千歳飴」(せんざいあめ)
同じく江戸時代に、大阪の飴屋が江戸にやってきて、浅草寺の境内で「千歳飴」を売り出したという説もあります。その飴を食べると千歳まで長生きできると有名になったそうです。

●七五三の千歳飴に込められた意味

「千歳(ちとせ)」という言葉には、長い年月や千年という意味があります。また、千歳飴の細く長い形や、伸ばすとどこまでも伸びる飴の性質から、子どもの生存率が低かった時代に「元気に粘り強く成長して欲しい」という親の思いが込められ、七五三のお祝いに欠かせないものとなりました。さらに、千歳飴は紅白の飴が2本セットになっており、お祝い事にふさわしい縁起物として浸透したそうです。

七五三の千歳飴の柄に込められた願いとは

千歳飴は鮮やかな絵柄の袋に入っていますが、この絵柄にも意味が込められています。代表的な絵柄の意味と、近年人気の柄について解説します。

●伝統的な縁起物の柄

鶴亀
「鶴は千年、亀は万年」と言われるほど、鶴と亀は古くから長寿の象徴とされています。
松竹梅
【松】冬でも枯れずに一年中葉を付けることから「長寿」を意味する。
【竹】成長が早く折れにくいことから「成長・生命力」を意味する」。
【梅】寒い冬に耐え真っ先に美しい花を咲かせることから「忍耐・気高さ」を意味する。

どちらも子どもの成長のお祝いと、これからも元気に長生きして欲しいという思いが込められています。

●かわいいイラストやキャラクターも

現在はかわいいイラストやおしゃれなデザイン、キャラクターが描かれた千歳飴袋など様々な種類があります。千歳飴袋を選ぶだけでも楽しいですね。

七五三の千歳飴はどこで購入できる?

七五三の定番アイテムとなっている千歳飴ですが、「どこで購入できるの?」という疑問を持っている方も多いのでは無いでしょうか。代表的な3つの方法について解説します。

●神社でのご祈祷時に

七五三の千歳飴は、神社にお詣りしご祈祷を受けた時の授与品としてもらう方法が一般的です。また、ご祈祷をお願いしない場合でも、社務所で販売している神社もあります。9月から11月末頃の七五三のシーズン以外では神社に千歳飴の用意が無いこともあるため注意しましょう。

●スーパーやデパートで

七五三の時期になると、スーパーやデパートに千歳飴が並ぶことがあります。神社と異なり祈願されたものではないので安価で購入することができ、お店によっては味やサイズなどの種類が豊富に揃っていることもあります。

●オンラインショップで

オンラインショップなら、さまざまな味やデザインなどからお好みの商品を選ぶことができます。七五三シーズンは注文が混み合うため、自宅に届くまでの日数を確認し、七五三当日に間に合うよう準備をしておきましょう。

七五三の千歳飴の食べ方について

千歳飴の食べ方のルールはあるのか疑問に思っている方や、「細長い飴を子どもにそのまま食べさせるのは心配」という方のために、千歳飴の食べかたについて紹介します。

●食べ方のルールはある?

七五三のお祝いの縁起物である千歳飴。「正しい作法はある?」「折って食べるのは縁起が悪い?」などと思う方もいるかもしれませんが、千歳飴の食べ方にルールはありません。折って食べやすくしたり、料理に使ったりすることも可能です。

●食べにくい時の工夫

千歳飴は長さ1m以内、太さ15mmと決まっています。固くて細長いので、お子さまがそのまま食べる時は、必ず座って大人がそばで見守るなどの注意が必要。また、口や手がベタベタになったり、一度に食べきれなかったりしますよね。そんな時は千歳飴を食べやすい大きさにカットしましょう。割る場合は袋に入れて麺棒で叩くと飛び散らずに安心。しかし、飴を割ると鋭利になることも。きれいに切りたいという方は、千歳飴を電子レンジで10秒ほど温めてから包丁やキッチンバサミで切るとよいでしょう。

●こどもが食べやすく工夫された商品も

最近はお子さまが食べやすいように、あらかじめ小さくカットされているものや、柔らかいソフトキャンディタイプの千歳飴もあります。また、苺味などのフレーバーがついている千歳飴もあり、お子さまがより喜ぶ商品も出ています。お子さまの年齢や好みによって食べやすいものを選びましょう。

七五三の千歳飴の保存方法

食べやすい千歳飴もありますが、昔ながらの千歳飴はとっても長いですよね。途中で飽きてしまって食べ切れない、一度にたくさん食べさせたく無い、という場合の千歳飴の保存方法を紹介します。

千歳飴は、食べ始める前に小さくしておくと食べやすく保存もしやすくなります。小さくした状態で保存容器や保存袋に入れて冷蔵庫で保管しましょう。保存容器に入れる前に千歳飴をラップで包んだり、保存容器に乾燥剤を入れるとより長く保存することが可能です。

七五三の千歳飴のアレンジレシピも

量が多く食べきれない、味に飽きてしまった、という場合でも、捨てずにお料理に活用しましょう!
千歳飴の主な原料は、でんぷん・砂糖・水飴・スキムミルクなので、砂糖としてお料理に活用することができます。お料理に使えば家族みんなで食べやすくなりますね。

おすすめアレンジ

・ホットミルクやココアなどのホットドリンク
・照り焼きや大学芋でご飯のおかずに
・プリンや生キャラメルなどのスイーツ

七五三の千歳飴は前撮りでも定番の小物

千歳飴は七五三の前撮りで使うアイテムとしても定番です。写真の華やかさやお祝い感が増し、より思い出に残る七五三の記念写真を撮ることができますよ。フォトスタジオには撮影用の千歳飴袋が用意されていたり、中には本物の千歳飴をいただけるスタジオもあります。千歳飴袋のデザインや種類はスタジオによって異なるため、気になる方はHPを確認したり問い合わせをしておきましょう。

七五三の記念撮影はらかんスタジオにお任せ!

らかんスタジオでは、Wフォトグラファーズでご家族様の幸せな瞬間を残します。通常の記念撮影をするフォトグラファーに加え、もう一人のフォトグラファーが現場に入り、撮影風景や撮影を見守るご家族の様子などを動画と写真で残します。撮影スタジオは1組様貸切の個室スタジオのため、家族みんなで楽しくリラックスして撮影することが可能。広いスタジオでは全身で動きのある撮影を、アンティークで飾られたスタジオはクラシカルな撮影を。など、こだわりのプライベートスタジオで様々なシチュエーションをお楽しみいただけます。ご主役様だけでなく、ご両親やごきょうだい、祖父母様の撮影衣装やお支度も承っております。衣装や小物など撮影に必要なものは全て揃っているので、手ぶらでご来店いただけます。

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