七五三の着付けはどこでする?費用相場や自宅での着付け方について
公開

七五三は成長を祝う晴れの日。そんな特別な一日を迎えるために欠かせないのが「着付け」の準備です。
フォトスタジオや美容院、レンタルショップなど、着付けができる場所はさまざま。自宅で行う方法もあります。それぞれの特徴を知っておくと、当日の流れもスムーズになります。
この記事では、七五三の着付けができる場所や、年齢別の着付けポイントを解説します。
七五三の着付けができる場所

七五三の着付けができる場所は主に4つあります。フォトスタジオ、着物のレンタルショップ、美容院や着付けサロン、そして自宅です。
それぞれの場所を利用するメリットや注意点について詳しく見てみましょう。
●フォトスタジオ
七五三の着付けを安心して任せたいときは、フォトスタジオの利用がおすすめです。衣装のレンタルも豊富で、準備から撮影までワンストップで完結します。
また、多くのスタジオではヘアセットやメイク、撮影までを一貫して行えるため、スムーズに進められます。着物レンタル付きのプランを選べば、準備もスムーズです。撮影とお参りを同日に行うプランもあり、記念写真を美しく残せるのも魅力といえます。
ただし、フォトスタジオは撮影をメインとしているため、撮影日とお参り当日が別日になる場合の着付けは別料金や対応外となる場合もあるため事前に確認が必要です。
料金の相場は、予約するシーズンや時間帯などによって異なりますが、20,000円〜50,000円程です。
●着物のレンタルショップ
着物のレンタルショップでは、レンタルと着付けをセットで提供しているところが多く、衣装の取り揃えが豊富です。また、着付けの予約もレンタルと同時に行えます。
一方で、店舗数が限られる地域もあり、ヘアセットはオプション対応となることが多い点には注意が必要です。着付け料金はレンタル料金に含まれていることもありますが、別途5,000円〜10,000円程度が目安です。衣装やプラン内容を事前に確認し、自分たちに合ったサービスを選びましょう。
●美容院
美容院では、着付け師やヘアメイクアップアーティストが着付けやヘアセットを担当します。早朝対応や出張サービスを行っている店舗もあり、スケジュールに合わせて柔軟に依頼できます。
ただし、早朝料金がかかる場合があるほか、着付け師が常駐していない店舗もあるため、事前の確認が大切です。料金の目安は、着付けのみで5,000円〜15,000円ほど、ヘアセット込みの料金は10,000円〜20,000円程度です。
●自宅での着付け
自宅での着付けは、費用を抑えられるのが大きなメリットです。慣れた環境で支度ができるため、子どももリラックスしやすい点が魅力ですが、きれいに着せるためには保護者が事前に練習する必要があります。
着付けに時間がかかると子どもが飽きてしまうこともあるので、事前に流れを確認しておくと安心です。準備の時間も思い出のひとつとして、家族で楽しく進めてみましょう。
七五三の着物の着付け方:7歳女の子

7歳の女の子の着付けは、大人と同じように帯を結ぶ本格的なスタイルが主流です。華やかで上品な印象を演出できるため、七五三の中でも特に晴れやかな装いになります。ここでは、市販のセットに多い「作り帯」を使うときの基本的な着付けの流れをご紹介します。
- 1. 肌着・足袋を履かせる
足袋を履かせ、肌襦袢と裾よけ(または肌着)を着せます。 - 2. 補正
帯を締める位置(ウエスト)に薄手のタオルを巻き、体のラインを整えると着崩れしにくくなります。 - 3. 長襦袢(ながじゅばん)
長襦袢を着せ、腰紐で締めます。裾は足袋の上線あたりに合わせましょう。なお、肩揚げは着付け当日までに済ませておく必要があります。 - 4. 着物を羽織る
長襦袢の袖をきれいに着物の袖の中に収め、着物を羽織らせます。 - 5. 丈決め
裾の長さが足の甲に軽くかかる程度に調整し、腰紐で締めます。余った布はおはしょりとして整えましょう。 - 6. 衿合わせ・胸紐・伊達締め
長襦袢の半衿が1.5〜2cmほど見えるように衿元を合わせ、胸紐で固定します。伊達締めでおはしょりをきれいに整えます。 - 7. 作り帯(胴巻き)
作り帯の胴巻き部分を帯の位置に巻き、紐を結んで帯の内側に入れます。 - 8. 作り帯
結び部分の金具(ヘラ)を胴巻きと着物の間に差し込み、紐を前で結んで隠します。 - 9. 小物をつける
帯揚げを帯枕にかけて前に回し、帯締めを締めます。しごきは帯の下を通して左腰で蝶結びに。筥迫(はこせこ)は胸元に差し込み、扇子を帯締めに挟みます。
七五三の着物の着付け方:5歳男の子

5歳の男の子は、羽織袴(はおりはかま)スタイルが一般的です。女の子の帯結びほど複雑ではありませんが、袴の扱いがきれいに仕上げるポイントになります。ここでは、基本的な着付けの流れをご紹介します。
- 1. 肌着・足袋を履かせる
足袋を履かせ、肌着を着せます。インナーは着物から見えないよう、首元が開いたものを選びましょう。 - 2. 長襦袢
長襦袢を着せ、腰紐で固定します。長い場合は、あらかじめ子どもの丈に合わせて、腰上げ(縫い上げ)で調整しておきましょう。 - 3. 着物
長襦袢の上から着物を着せ、袖をきれいに収めます。裾の長さは長襦袢と同じくらいに調整し、腰紐で締めます。女の子の着付けと違い、おはしょりを作らないのが一般的です。長襦袢同様、あらかじめ子どもの丈に合わせて、腰揚げ(縫い上げ)で調整しておきましょう。 - 4. 角帯(かくおび)
着物の上から角帯を締めます。「一文字結び」などが一般的ですが、形を整えやすい簡単な結び方でも大丈夫です。結び目は背中の中心にくるように整えましょう。 - 5. 袴(はかま)
袴の上端が角帯に1cmほどかかる位置に合わせ、前紐を腰に回して後ろで一度結び、再び前に戻して結びます。後ろ板のヘラを角帯に差し込み、後ろ紐を前に回して結びましょう。結び方は「十文字結び」が基本です。 - 6. 小物をつける
懐剣(かいけん)と扇子を角帯と袴の間に挟みます。懐剣は袋に入った状態で差し込みます。お守り袋は袴の紐に結びつけ、最後に羽織を着せましょう。 - 7. 仕上げ
羽織紐を取り付けたら完成です。
七五三の着物の着付け方:3歳女の子

3歳の女の子は、帯を締めずに「被布(ひふ)」と呼ばれるベストのような上着を羽織るスタイルが一般的です。帯がない分、着付けがとても簡単で、小さなお子さまも締め付けがなく楽に過ごせます。ここでは、被布スタイルの基本的な着付け手順をご紹介します。
- 1. 肌着・足袋を履かせる
足袋を履かせ、肌着を着せます。動きやすく、汗を吸いやすい素材のものを選ぶと快適です。 - 2. 長襦袢
長襦袢を着せ、衿元を整えて腰紐で締めます。長襦袢の袖は着物の袖より短く作られているため、着物を重ねた際にきれいに収まります。 - 3. 着物を羽織らせる
長襦袢の上から着物を着せ、半衿が少し(1〜2cm)見えるように衿元を合わせます。 - 4. 丈決め
着物の裾がくるぶしにかかるくらいの長さになるよう調整します。多くの3歳用の着物は、あらかじめ肩揚げ・腰揚げで長さが調整されているため、そのまま着せられることがほとんどです。もしサイズが合わない場合は、着付け当日ではなく、事前に縫って調整しておきましょう。 - 5. 被布を羽織る
着物の上から被布を羽織らせ、前の紐やスナップボタンを留めます。被布を着ることで全体がふんわりとまとまり、幼い可愛らしさを引き立てます。 - 6. 仕上げ
シワを整え、巾着を持たせれば完成です。
七五三の着付けをスムーズに終えて家族で笑顔の一日を過ごそう

七五三の着付けは、フォトスタジオや美容院、レンタルショップ、自宅など、さまざまな方法があります。どの場所を選ぶかによって準備の流れや安心感も変わるため、ご家庭の予定や子どもの性格に合わせて選ぶのがポイントです。
また、年齢によって着付け方も異なりますが、共通して大切なのは「子どもが心地よく過ごせること」。無理のないスケジュールで準備を進め、当日は笑顔で迎えられるようにしましょう。
晴れの日の装いは、子どもの成長を感じられるかけがえのない瞬間です。丁寧な着付けで、家族みんなにとって素敵な思い出を残してくださいね。
七五三トピックス
- おじいちゃん、おばあちゃんだって一緒に撮りたい!
- 七五三の撮影はいつするの?
- ヘアメイク・着付けについて
- 七五三スタジオ選びのポイント
- 七五三撮影当日の流れと時間
- はじめての七五三 神社選びのポイント「有名な神社」と「近くの神社」行くならどっち?
- カメラマン直伝!七五三写真のかわいいポーズをご紹介
- 「七五三の後撮り」はあり?
- おじいちゃんおばあちゃんに喜ばれる七五三写真のプレゼント
- これで完璧!七五三のスタジオ撮影前日までの準備編♪
- 撮りたい!七五三撮影で家族写真♪
- 家族で七五三のことを話そう
- 七五三の撮影をしたママに聞きました。らかんのスタジオ、ここが素晴らしい!
- 【みんなの疑問】七五三の衣装って?
- 2018おすすめ!七五三ヘアメイク
- おすすめ衣装をご紹介!新作から人気の衣装まで
- ママ必見!七五三の撮影で写真映えするママのヘアメイク
- 兄弟姉妹で一緒に祝う七五三
- シーズン本番&後撮りで「冬の七五三」
- 七五三のお祝いは何歳でする?
- 七五三の準備はいつから始める?
- 意外と知らない七五三豆知識
- 七五三撮影体験レポート
- おじいちゃんおばあちゃんに見せたい七五三写真
- 七五三撮影のオススメポーズ
- 七五三のおすすめヘアスタイル
- あると安心!七五三お役立ちアイテム
- 七五三の記念撮影は後撮りでもお得
- 七五三の準備はいつからが正解?流れをチェックしよう
- 七五三前撮りはいつすればいい?
- 女の子の七五三ヘアアレンジ 髪が短くても大丈夫?いつから伸ばせば良い?
- おすすめ!夏休みの七五三前撮り
- 七五三おすすめ衣装紹介
- 七五三の準備は何をする?
- おすすめヘアメイク・スタイル
- 七五三の写真はどんな形で残す?
- 七五三お参り当日の流れ
- 後撮りも人気
- 撮ってよかった!撮影エピソード
- イマドキの七五三の前撮り事情
- 七五三のおすすめ衣装着物編
- 【2021年】七五三のおすすめ衣装洋装編
- 七五三のパパママ衣装
- 七五三の人気ヘアスタイル
- 七五三の記念に家族揃って撮影しよう
- 七五三お参り当日のポイント
- 動画でらかんスタジオの七五三撮影を見学してみよう!
- 七五三「初穂料」と「のし袋」で気をつけるポイント
- 七五三写真の残し方
- これで安心!七五三の準備スケジュール
- 女の子の七五三。髪型はどうする?
- 数え年と満年齢、七五三に最適なのはどっち?
- 【2022年】今年の七五三の人気衣装
- 七五三撮影体験レポート
- 七五三の衣装レンタル
- 七五三お参りのマナー
- 七五三お参り当日の注意点
- 後撮りの魅力
- 撮ってよかった!七五三撮影エピソード
- <年齢別>七五三撮影の押さえておきたいポイント
- 3歳の七五三の着物|男の子や女の子におすすめできる主な着物
- 3歳の七五三の服装は?和装と洋装の例と用意しておきたい物
- 七五三のお参りの基本的なマナーや当日の流れ|初穂料・祈祷料の相場
- ママは七五三のお参りに何を着ていく?基本的な服装や髪型
- 七五三の着付けの手順は?着物を着せるときに用意するもの
- 玉串料(たまぐしりょう)とは?相場や包み方、渡し方のマナー
- 七五三で着用する袴の種類は?【年齢別】衣装の写真付き
- 3歳の七五三の髪型はどうする?ヘアアレンジで気を付けたいポイント
- 【写真付き】7歳の七五三の髪型例|ヘアセットする場所はどこ?
- 男の子の七五三は何歳でする?年齢ごとの衣装や気になる疑問点
- 7歳の七五三で準備することは?着物の基礎知識や当日までの流れ
- 七五三の千歳飴の意味・由来は?購入方法や食べ方をご紹介
- 七五三のメイクはどうする?3歳・7歳・ママのポイントを紹介
- 七五三は時期外れに行なっても良い!時期を外すメリットや注意点を解説
- 七五三は仏滅にお祝いしない方が良い?おすすめの日程も解説!
- 七五三のご祈祷の流れやマナーは?ご祈祷の基本を解説!
- 七五三の母親の着物の選び方!基本マナーやおすすめ着物をご紹介
- 七五三のお参り・お祝いの基本マナー|参拝する時期や服装の注意点
- 「七五三の後撮り」はいつまで?おすすめの撮影時期やメリットを紹介!
- 【保存版】5歳女の子と7歳男の子の七五三を徹底解説!伝統と今どき事情
- 七五三はいつ?|年齢の数え方・お参りや撮影のおすすめ時期・当日の流れや服装
- 七五三の着付けはどこでする?費用相場や自宅での着付け方について

