ニューボーンフォトはいつまでに撮る?撮影のアイデアや適した時期
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近頃はSNSなどで新生児の「ニューボーンフォト」を目にしたことがある人も多いかもしれません。赤ちゃんの「今しかない瞬間」を美しく残せるニューボーンフォトは魅力的なイベントですが、具体的にはいつくらいまでに撮るものなのか気になっている人もいるのではないでしょうか。
この記事では、ニューボーンフォトの魅力や撮影に適したタイミング、撮影方法について紹介します。
ニューボーンフォトとは?
まずは、ニューボーンフォトがどのようなものなのかを、他の記念写真との違いや撮影するメリットとあわせて紹介します。
●ニューボーンフォトとはどのような写真?
ニューボーンフォトとは、生まれたばかりの赤ちゃんを撮る記念写真のことです。
ニューボーンフォトは、欧米の文化がもとになったと言われています。欧米では、赤ちゃんが生まれたことを親しい人たちに報告する際、赤ちゃんが写っている写真を添えたカードやはがきを送るという風習がありました。
その中で、生まれて間もない赤ちゃんの姿を美しく残したいという想いが強まり、芸術的なスタイルの新生児写真としてニューボーンフォトが定着していきました。
こうした文化が日本に広まり始めたのは2010年代に入ってからです。特に2015年ごろからは、InstagramなどのSNSで海外のニューボーンフォトが話題となり、「うちの子も撮ってみたい」と思うママやパパが増えていきました。
新生児期ならではの小さく繊細な姿を、愛情とともに写真に残すという考え方が広がる中で、日本でも徐々に専門のフォトグラファーや撮影サービスが増え、今では出産準備の一つとして撮影を検討する家庭が増えています。
このように、ニューボーンフォトは単なる記念写真ではなく、「生まれてきてくれてありがとう」という家族の想いを形に残す意味を持つ写真として人気となり浸透しつつあるのです。
●ニューボーンフォトを撮るメリット
ニューボーンフォトの大きな魅力は、生まれたての赤ちゃんの「今しかない姿」を形として残せることです。
新生児期の赤ちゃんは、数日単位でどんどん成長していきます。まだ小さくて、手足をぎゅっと丸めた姿勢を自然に撮れるのは、生後わずかな短い期間だけです。その一瞬を写真として残しておくことで、赤ちゃんの成長を振り返ったときに、家族の思い出がより深くよみがえるきっかけになります。
また、出産という大きな出来事を乗り越えたママや、それを支えたパパにとって、ニューボーンフォトは特別な節目になります。日々の育児に追われている中でも、ふと写真を見返すだけで「この子が生まれてきてくれてよかった」と実感できるため、心の支えになることもあります。
さらに、撮った写真を祖父母や親しい人に見せることで、赤ちゃんを迎えた喜びを共有できるという点も、ニューボーンフォトの大きなメリットと言えるでしょう。
●マタニティフォトやお宮参り写真との違い
赤ちゃんの記念写真にはいくつか種類がありますが、それぞれ撮影のタイミングや意味が異なります。マタニティフォトは出産前の妊婦さんを対象に、命を宿した姿を美しく残すためのものです。
また、お宮参り写真は生後1カ月ごろに神社を参拝する際の記念として撮影され、赤ちゃんの健やかな成長を願う意味があります。
それに対してニューボーンフォトは、生まれて間もない新生児ならではの姿を記録するのが特徴です。「命の誕生」を記念する写真として、他の記念写真とは異なる意味合いを持っています。
ニューボーンフォトはいつまでに撮るのがベスト?
ニューボーンフォトは具体的にはいつくらいまでに撮影をするものなのでしょうか。
一般的には生後0〜28日以内の間に撮影することが多いです。特に、生後7日〜14日の間に撮る人が多いようです。この時期は、赤ちゃんがまだお腹の中にいたときの姿勢を自然にとることが多いほか、深い眠りにつきやすく撮影がしやすいため、ニューボーンフォトにぴったりのタイミングとされています。
ニューボーンフォトはどこで撮れる?
ニューボーンフォトを撮る方法にはいくつか選択肢があります。代表的なのは「スタジオでの撮影」「カメラマンの出張撮影」「自分たちで撮るセルフ撮影」の三つです。どの方法を選ぶべきかどうかは、赤ちゃんとママの体調、撮りたい写真の雰囲気、予算などによって変わってきます。
●スタジオ撮影の特徴
フォトスタジオでの撮影は、光や温度、スペースなどが赤ちゃんにとって心地良く整えられており、安心して撮影できる環境が用意されています。赤ちゃんの扱いに慣れたスタッフがサポートしてくれるため、初めての撮影でも不安なく過ごせるのがスタジオ撮影の魅力です。仕上がりにも安定感があり、「思い描いた通りの写真を残したい」という人にはぴったりです。
●出張撮影の特徴
自宅での出張撮影は移動の負担が少なく、慣れた場所でリラックスしながら撮れるのが特徴です。ただし、撮影環境や光の条件は家庭によって異なるため、写真の印象が思った通りにならないこともあります。
●セルフ撮影の特徴
近頃は、ニューボーンフォトを自分たちで撮る人も増えています。赤ちゃんの眠っているタイミングを見て、スマホやカメラで手軽に撮影できるのが魅力です。市販の小物や背景布を使えば、工夫次第でかわいらしい写真に仕上げることも可能です。
ただし、セルフ撮影では安全に配慮する必要があります。SNSなどで見かけるうつぶせポーズや、首や身体に負担のかかる姿勢は、専門知識と技術があるプロだからこそ撮れる写真です。自宅で同じポージングを再現しようとするのは危険なのでやめましょう。
セルフで撮る場合は、赤ちゃんをあおむけに寝かせた自然な姿を撮る「寝相アート」スタイルが安全でおすすめです。背景や小物で雰囲気を工夫すれば、無理なく素敵な一枚を残すことができます。
ニューボーンフォトの撮影にあたっての注意点
ここからは、ニューボーンフォト撮影時に気をつけたいポイントやコツを解説します。
●赤ちゃんとママの体調にしっかり気を配る
ニューボーンフォトの撮影では、赤ちゃんだけでなく、ママの体調にも気遣いましょう。出産後は心も身体もデリケートな時期で、無理をすると体調を崩してしまうこともあります。撮影のタイミングは、「今しかない」と焦らないようにするのがポイントです。
また、赤ちゃんは光や温度の変化にとても敏感です。撮影中はこまめに様子を見ながら、調子が悪そうであれば思い切って撮影を止める判断も必要です。
●撮影のタイミングとスケジュールにゆとりを持つ
ニューボーンフォトは、生後2週間以内が理想とされていますが、ママや赤ちゃんの体調によってはその通りに進められないこともあります。出産直後はスケジュールが流動的になりやすいため、撮影日を仮予約しておき、無理のない範囲で調整できるようにしておくのがおすすめです。
また、撮影する枚数が多いと2時間から3時間程度かかることもあり、途中で授乳やおむつ替えの時間を確保する必要もあります。余裕を持ったスケジュールで、赤ちゃんのペースに合わせて撮影できるよう準備しておきましょう。
●SNSに投稿する場合は裸の写真を避ける
SNSなどに写真を投稿する場合には、赤ちゃんの裸の写真は避けるのが基本です。生まれたままのかわいらしさを伝えたいと思うママやパパもいるかもしれませんが、インターネット上でのプライバシーリスクやネットリテラシーを考えると、肌の露出が少ない衣装やおくるみを使用するほうが安心です。撮影時からその点を意識しておくことで、後から写真を選ぶ際にも悩まずに済みます。
ニューボーンフォトの撮影アイデア
ニューボーンフォトは、シンプルな工夫や身近なアイテムで、より一層愛らしい写真に仕上がります。最後に、初めてでも取り入れやすい定番の撮影アイデアを紹介します。
・おくるみに包んだ姿を上から撮影する定番スタイル(ナチュラルテイストな布を選ぶとやさしい雰囲気に)
・赤ちゃんの名前や誕生日をボードやカードに記して、一緒に写す「命名フォト」
・自然光の差し込む窓辺で、あおむけに寝かせた寝相アート風ショット
・パパやママの腕の中で眠る姿を撮影し、家族のつながりを感じる一枚に
・赤ちゃんの手や足と、大人の手を写した「パーツフォト」で小ささを記録
どのアイデアも、その子らしさを自然に残せる素敵な構図です。スタジオ撮影または出張撮影をする際は希望の構図をプロのカメラマンに伝えましょう。
思い出に残るニューボーンフォトを安心して撮影しよう
赤ちゃんの生まれたばかりの姿を残せるニューボーンフォトは、家族にとって特別な記念になります。自宅でのセルフ撮影も魅力ですが、安心・安全に、確かな仕上がりを求めるなら、やはりプロのカメラマンにお願いするのがおすすめです。
豊富な経験と技術で、今しかない瞬間をやさしく美しく残してくれます。大切な思い出を、心から納得できる形で残してみませんか。
ニューボーンフォトの撮影は個室スタジオで安心のらかんスタジオで
らかんスタジオは1組様貸切のプライベートスタジオのため、人目を気にせず安心して撮影をお楽しみいただけます。授乳スペースやおむつ交換台・ベビーベッド完備など、ママ、赤ちゃん、子供達にらかんスタジオで過ごす時間を楽しんでいただけるよう、安心・安全の設備を整えております。衣装や小物など撮影に必要なものが全て揃っているので手ぶらでご来店可能です。
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